2012年10月10日

高キビと、長野の雑穀事情あれこれ

今年は、縁あって義母の知り合いの方が
高キビをたくさん作ってくださいました。

義母が教える紙粘土人形の生徒さんたちで、
中条村の方たちです。

雑穀料理を食べ始めてから
義母がやせた!ということで皆さん注目されていたそうで^^

1人の方が、種を知り合いからわけてもらい、
畑の得意な方が育ててくださったのです。

初めてながらに見事な高キビを育て、
旦那さんが脱穀の道具を作り、
脱穀できる場所まで聞いて

今日、できたよーというお電話があったのでした。

作ってくださっている、という話は聞いていましたが、
なんだかあれよあれよ、といつのまにか話は進み、

その収穫量20Kgほど!

今日はそのうちの10kgを精製してくださって
結局6.5kgほどになったそうですが
それでも十分な収穫量です。

背が高くなりすぎて大変だったけど、
育てるのは鳥も来ないし
薬もまかなくていいからとても楽だった、とのこと。

精製所には、けっこう持ってきてる人がいて
10人くらい待っていた、とのことでした。

けっこう作ってる人がいるんですね。

長野に戻ってから、地元の雑穀を使いたくて
農家さんやあちこちの店に行ってみて
わかったのは、

けっこう夏前の5~6月には人気の雑穀類は
ほぼ品薄になる現状でした。

よっぽど量を作っている方でないと
夏過ぎになると分けていただけない感じでした。

たぶん「雑穀=体にいい」という認識は
広まっているのでしょうね。

ただ、おそらく食べてる人の大半は
ごはんに入れる使い方以外は知らないのではないかと
思います。

実際、義母のお友達も
高キビの食べ方はご存じなくて、

ごはんに入れるとかお餅に入れる、というくらい。

でも、この1年ほど料理教室をして
やっぱり使い方とその美味しさを知っていただければ
需要はもっと増えるはず、と思っていました。

ただ、そうなったとき供給がまにあうのか?

けっこう専業農家さんからは精製に手間がかかって大変、
その割に利益にならない、というような話も
ちらちらと聞いていたので、

どれだけ需要と供給のバランスが取れるのか?と
悩んでいました。

手間がかかるなら、その分相応に
農家さんにお支払いした方がいい、

かといって消費者側は高ければ使い切れないし。

私も販売はしていないので、
まだ作ってもらった分を買い取るだけの
保管場所もない。

そんな感じなので、今のところ
作っている農家さんと直接連絡を取り
可能な分だけ分けてもらう、というスタンスでした。

雑穀は春にまき、秋に収穫するので
まだ年間予想もたたず
作付け面積などは各農家さんにお任せ状態でした。

そんな中、義母の生徒さんたちが、
本当にお試しで、空いた土地を利用して
高キビを作ってくださったのです。

精製所の方からも、
今雑穀の販路はあるから来年はもっと作っていい、と
言われた、というくらいなのです。

う~ん。そうかあ。
なんか、いろんな意味で
まだまだ良い情報がとおってないんだなあ。


農村に住む人、街に住む人。
雑穀を作る人、料理して食べる人。

そして、土地も人も元気になること。
そのバランスが整うこと。

ゆくゆくは日本中のバランスがとれたらいいと思いますが、

まずは基盤の自分が住む長野、
特に、この北信から。

土地と自然がたくさんあります。
休耕地、荒廃地だって多いです。

そして、農業従事者の高齢化問題。

若者が農に就けない理由の一つに
経済的な問題もあると思います。

自然と共に生きることと
経済とのバランス。

この10年がターニングポイントだと思う。

色んなバランスを模索しながら、
安心して笑顔で、自分たちも暮らせる社会を
子供たちに受け継ぎたい。

できることを一歩ずつ。

作ってくれたおばさま方にも、
今度お礼に
高キビ料理を振る舞う予定です。  
タグ :高キビ雑穀


2012年10月10日

16週

妊婦健診、
無事、順調に大きくなっていました!

9月からつわりがおさまってきて
食欲増加しているので
どんだけ体重が増えてるか
心配だったけど、

3Kg増加。

つわりで5Kg位減って、
その後の健診の時には1Kgまた増えてたので
ほぼ元に戻った感じ。

お腹が少しずつ大きくなってることを思えば
まあ許される範囲でしょうか。

エコーも大きくなってました!

頭と体が曲がって入ってて
先生に「器用なかっこうしてるね」と言われました^^

順調で何より♪

迷っていた病院は、
最初から検診に行っていた
産婦人科さんでそのままお願いする予定です。

助産所さんは、とてもよかったんだけど

何かあったときに結局病院に
行かなくてはいけないので
やはり家族の心配もあったし、

ちょっと遠くて、我が家の事情では
通うに不便もあったりで
ちょっと断念しました。

今通っているところは、

健診や出産相談の先生方も
感じが良かったし、

いろいろ心配だった分娩の様子も
無理な会陰切開や帝王切開も
よほどのことがない限りやらないとのこと、

自然のカタチの出産と
病院という医療面でのいざという時のバックがあり

場所も自宅と実家の中間で
長野駅に近く
私も慣れた場所であること

先生が、男勝りでオモシロイこと
(よっちゃんのツボである)

・・などなど総合的に
安心してお願いできると思いました。

今月は戌の日なんだけど、
それに昔ながらのさらしを持ってきて、という所も
気に入りました(笑)

戌の日ってどういうものかよくわかってないけど、
いまだにさらしですか!?みたいな(笑)

実家で聞いたら
母も笑いながら昔のさらしを探してきてくれた。

もうちょっと黄ばんできてるけど、
こういうのってしょちゅう使うわけじゃないし
代々受け継ぐのもいいんじゃない?

今週末は安産学級で、
出産方式の説明会があったり
来週は戌の日だったりで

なんかいよいよ妊婦!って
感じです。

この1ヶ月くらいで、
無事、自宅出産した知り合いが二組もいます。

いのちってたくましいね。

なんせ未知の体験。

私は、病院でのお産に決めたけど、
カラダも動かし、心身の健康に気を付けて
するっと産めるように
準備していこうと思います。

まあ、それでも何かあるかもしれないし、
その時はその時で受け入れて。

大丈夫、大丈夫。

なんとなく、最近

無理して頑張ったり
背伸びしすぎて不安になる事が減りました。

でもやることはやるぞ、みたいな

地に足がついてきたような
そんな気がします。

母ちゃんてそういうもんなのかなあ。  


Posted by 広子 at 11:06Comments(0)赤ちゃんのこと

2012年10月10日

おやき

信州の伝統食のおやき。

実家でも祖母や母がよく作ってくれましたが、
わたしは自分で作ったことがありません^^;

あれば食べるんだけど、
自分で作ってまで食べようと思わないのかなあ。

そんな私が、たまに食べたくなるお店がふたつあります。

青木島のおやきの店ほり川さんと
小川村の小川の庄のほうろくおやき。


長野は本当にお店も多くて
おやきの具の種類はもちろんのコト
皮も違えば(もちっとしてるのとか、ふかふかしてるのとか)
蒸す、焼く、などかなりバラエティ豊かです。

ほり川さんのブログにのっていた「つまみ菜」が食べてみたくて
久しぶりにお邪魔しました♪

大根や野沢菜の間引き菜を使った
さっぱり塩味のおやき☆

ココのおやきは、油で焼いてから蒸かしているそうで
満足感があります^^

具の味付けも優しくて好き!

おまけで頂いちゃった
切干大根も美味しかった!

満足です♪

そして、おやき村と呼ばれる小川村の
お山の上の、小川の庄さん。

ココでしか買えない
奥の囲炉裏で焼いてる
ほうろくおやきが美味しい!

ベテランのおばちゃんたちが作っていて、
ほうろくで焼いてから、
炭火の上でさらに焼きます。

これがまた皮がとても美味しい!!

具は日替わりで2種類あって、
私もよっちゃんも、ここの卯の花おやきが大好き。

卯の花食べたいね~と行ったら、
ちょうどその日は卯の花と野沢菜でラッキー♪

ほりかわさんの具もそうなんだけど、
具の味付けが絶妙なの!

私は、よくある甘味噌のお砂糖がたくさん入った具は
ちょっと苦手で^^;

どちらのお店も甘すぎず
しょっぱすぎず、何とも言えない
上手な味加減なんだよな~

そして、皮が特徴的。

小川の庄は連休中というのもあってか
この山の上だというのに
にぎわってました。

ベテランのおばちゃんたちが
てきぱき、でもゆったりと働いててかっこいい。

さらに上におやき神社と展望台があったので
かなりの山道でしたがえっちらおっちら
登ってみました。

ぐるりと山々山・・

あっちが虫倉山、あっちは戸隠、と
よっちゃんに教えてもらいながら、

今後自分たちはどう生きていきたいか、
のんびり話しました。

おやき、美味しい♪

この2店舗私のお気に入りですが、
あとはね、篠ノ井のたんぽぽさんや
長野とうきゅう近くの誠心堂さんも美味しいです♪  


Posted by 広子 at 09:21Comments(0)好きなお店・人
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プロフィール
広子
長野在住リフレクソロジスト。
心と体の自然治癒力を引き出すリフレクソロジーを追究し、雑穀料理の魅力も同時に伝えています。
ひとりひとりの本来の力が発揮される自然体の暮らし方をしたいと思っています。
1981年長野市に生まれる。1999年筑波大学比較文化学類入学。ドイツ文学専攻。社交ダンスサークルをきっかけに体に興味を持ち、リフレクソロジストを志す。2002年在学中に、JREC認定リフレクソロジスト資格取得。
卒業後、東京勤務。リフレのほか、アロマ、マクロビオティック、食事療法などを学ぶ。2006年退社、2007年長野に戻る。ボディトリートメント、エステの店と、つぶつぶカフェ長野駅前店でバイト。2008年、体の内側からの根本的な健康のため、つぶつぶを本格的に取り組むことを決意。研修生を経てスタッフになり、つぶつぶクッキングを学び、実践。2011年4月つぶつぶ退社。地元長野にて、出張リフレクソロジーひろこ部屋を展開中。2011年12月結婚。