2012年08月28日
カラダ感覚
昨日借りて、一気に読んだ本。
『自然に産みたい
5人の子供を自宅出産した記録』
橋本ちあきさんという方の本でした。
まさに、人も自然の一部、と感じさせる
本能にまっすぐ向き合い
赤ちゃんたちの声と対話しながら
産んだ体験記。
自然な生活をしたいと思ってきたからか、
私の周りには
自宅出産体験者がたくさんいる。
いざ、自分が出産する立場になり、
改めて彼ら・彼女たちがすごいな、と思う。
それに対し、今は病院も発達し、
万が一の時も帝王切開とか
昔ではもしかしたら助からなかった事態にも
母子のいのちを救うこともできる。
すごい選択肢がある。
ありがたいこと。
今通っている病院もよさそうだけれど、
助産所さんにも話を聞いてみようと思っている。
さて、この本のちあきさんも
妊娠初期につわり・・というか
断食状態が2週間ほどあったそうだ。
5人とも毎回。
それも体が食べたい、という欲求を
全くストップしてしまうから、
体の声を聴き、
食べたい!と思う日まで待っていたそうなのだ。
その彼女は以下のような話を聞いた時に、
赤ちゃんとの共通点を感じたそう。
自然農法でお米を作る方が
苗が小さい時にわざと水も肥料もやらないで
根っこ育てをする、という話。
栄養を与えないと生物は必死に生き延びようとする。
そして強い根っこを育て、
後で水や養分を与えたときにグングン成長する。
そうして育った稲は、水を与え続けられた稲より
強く立派に成長する。
赤ちゃんのいのちの意志。
母体を通し、自分の意志を伝えてくる。
ああ、そうだよね。
やっぱりそうなんだ。
動きたい、とか食べなきゃ、とかじゃなくて
ワタシ自身の意志を超えて
伝わってくる赤ちゃんの意志。
だから、
食べたいものを食べる。
飲みたい時に飲みたいものを飲む。
ちょっと違う時は吐いて
体に入れない。
必要ないものはどんどん出す。
赤ちゃんとわたしの連係プレー。
それは赤ちゃんにとっても
私にとっても必要なことなんだろう。
美恵先生曰く、「赤ちゃんは火の玉」
火の玉を体に宿し、
まだ余計な水分をため込んでいた
私の体はどんどん吐いて余計な粘液を出してくれたのだろう。
ありがたい。
それと同時に
私は私なのだけど、
自分のいのちは
自分以外のために使われてこそ
本当のチカラが
活かされるのではないかと思う。
その活かす経験によって
自分もまた喜びや学びを得て成長していける。
そして、そんな自分も
自然の中のただの一部にすぎないのだ・・
ウマレ、シンデイク
その役目を果たして
お空に帰っていく。
ただそれだけのこと。
それは本当に自然の営みで
死ぬことは怖いことではないのだろう。
だからといって、
それはただ淡々と過ぎるだけでなく
ドラマがあるのが人生なのだけどさ。
生まれてきたからには
そのお役目を果たさないとね!
一部にすぎない、
だけどその一部一部が全部合わさって
ひとつの大きな大きな流れに
なるのだろうから・・。
私は不安でいっぱいだったんだ。
こんな世の中で
赤ちゃんを育てていけるのだろうか、と。
原発事故が拍車をかけたが
それ以前からある環境汚染、
先行きの見えない経済社会。
心身の病が増えていく社会。
皆、一生懸命生きてるのに、なんでこんなに
循環しないんだろうって。
悲しくて悲しくて
不安で不安で
やりきれない怒りがあって。
でも、私も家族も仲間も生きてる。
そして新しいいのちが生まれてくる。
生きてるからには生きて
大きな循環の流れに乗るしかないよ。
赤ちゃんのたくましい生命力に涙してしまう。
たくさんの気づきをありがとう。
自分のエゴじゃなく
カラダ感覚で行こう。
体は一番身近な大自然☆
ちびこよ、まだ始まったばかりだけど、
これからもよろしくね。
『自然に産みたい
5人の子供を自宅出産した記録』
橋本ちあきさんという方の本でした。
まさに、人も自然の一部、と感じさせる
本能にまっすぐ向き合い
赤ちゃんたちの声と対話しながら
産んだ体験記。
自然な生活をしたいと思ってきたからか、
私の周りには
自宅出産体験者がたくさんいる。
いざ、自分が出産する立場になり、
改めて彼ら・彼女たちがすごいな、と思う。
それに対し、今は病院も発達し、
万が一の時も帝王切開とか
昔ではもしかしたら助からなかった事態にも
母子のいのちを救うこともできる。
すごい選択肢がある。
ありがたいこと。
今通っている病院もよさそうだけれど、
助産所さんにも話を聞いてみようと思っている。
さて、この本のちあきさんも
妊娠初期につわり・・というか
断食状態が2週間ほどあったそうだ。
5人とも毎回。
それも体が食べたい、という欲求を
全くストップしてしまうから、
体の声を聴き、
食べたい!と思う日まで待っていたそうなのだ。
その彼女は以下のような話を聞いた時に、
赤ちゃんとの共通点を感じたそう。
自然農法でお米を作る方が
苗が小さい時にわざと水も肥料もやらないで
根っこ育てをする、という話。
栄養を与えないと生物は必死に生き延びようとする。
そして強い根っこを育て、
後で水や養分を与えたときにグングン成長する。
そうして育った稲は、水を与え続けられた稲より
強く立派に成長する。
赤ちゃんのいのちの意志。
母体を通し、自分の意志を伝えてくる。
ああ、そうだよね。
やっぱりそうなんだ。
動きたい、とか食べなきゃ、とかじゃなくて
ワタシ自身の意志を超えて
伝わってくる赤ちゃんの意志。
だから、
食べたいものを食べる。
飲みたい時に飲みたいものを飲む。
ちょっと違う時は吐いて
体に入れない。
必要ないものはどんどん出す。
赤ちゃんとわたしの連係プレー。
それは赤ちゃんにとっても
私にとっても必要なことなんだろう。
美恵先生曰く、「赤ちゃんは火の玉」
火の玉を体に宿し、
まだ余計な水分をため込んでいた
私の体はどんどん吐いて余計な粘液を出してくれたのだろう。
ありがたい。
それと同時に
私は私なのだけど、
自分のいのちは
自分以外のために使われてこそ
本当のチカラが
活かされるのではないかと思う。
その活かす経験によって
自分もまた喜びや学びを得て成長していける。
そして、そんな自分も
自然の中のただの一部にすぎないのだ・・
ウマレ、シンデイク
その役目を果たして
お空に帰っていく。
ただそれだけのこと。
それは本当に自然の営みで
死ぬことは怖いことではないのだろう。
だからといって、
それはただ淡々と過ぎるだけでなく
ドラマがあるのが人生なのだけどさ。
生まれてきたからには
そのお役目を果たさないとね!
一部にすぎない、
だけどその一部一部が全部合わさって
ひとつの大きな大きな流れに
なるのだろうから・・。
私は不安でいっぱいだったんだ。
こんな世の中で
赤ちゃんを育てていけるのだろうか、と。
原発事故が拍車をかけたが
それ以前からある環境汚染、
先行きの見えない経済社会。
心身の病が増えていく社会。
皆、一生懸命生きてるのに、なんでこんなに
循環しないんだろうって。
悲しくて悲しくて
不安で不安で
やりきれない怒りがあって。
でも、私も家族も仲間も生きてる。
そして新しいいのちが生まれてくる。
生きてるからには生きて
大きな循環の流れに乗るしかないよ。
赤ちゃんのたくましい生命力に涙してしまう。
たくさんの気づきをありがとう。
自分のエゴじゃなく
カラダ感覚で行こう。
体は一番身近な大自然☆
ちびこよ、まだ始まったばかりだけど、
これからもよろしくね。