2011年07月18日

綿わた物語Ⅱ

綿ちゃん畑の現場を見てきました。

タオルフェチとしては
是非とも知りたい
綿から糸へのその工程!!

先日の小市キャンプ場で、
糸を紡いだり布を織ったり縫い物してる、という
気楽房さんとの出会いがあり、行ってまいりましたicon06

昔ながらのおうちを
なんとも居心地良く手入れしてお住まいの
気楽房さん。

入口からわたしはノックアウトされました!
なんて素敵なの~

綿わた物語Ⅱ
おふとん干し中。木車可愛い!

収穫された綿わたちゃん。
綿わた物語Ⅱ


これを手仕事の道具で
わたと種とを分けていきます。
綿わた物語Ⅱ

横にハンドルがついていて
手でくるくるまわせるようになっています。
木の温かみがとてもいい。

日本製とインド製がありましたが
日本人の繊細さと知恵を感じましたよ!!

そのわたを糸車で紡いでいく様子。
綿わた物語Ⅱ
写真は気楽房住人のまゆさん。

和綿は毛足が短く
紡ぐ手の力加減がとても大事だそうです。

いわゆるオーガニックコットンの糸玉、
とってもかわいい。
写真撮り忘れましたicon10

ふわふわふわふわ
ずっと持っていたい~

でも、やっぱり人によって
糸に特徴が出るみたいですよ

空気を含んだふんわり感とか違うみたい

たしかに料理もそうだもんね

糸紡ぎもおもしろそうだったけど
このわたと種をわける手仕事にはまってしまってface02

気楽房代表ののりこさんは
小麦を手で殻をむき

一緒に行ったかすけちゃんとわたしは
わたをつくり

まゆちゃんは糸紡ぎ

みんなで単純作業しながら
いろいろおしゃべりしました

横でかすけちゃんの愛息子
泰杜くんがす~やすや・・

昔の人ってこうだったんだろうね

女しょはこんな感じで
子育てしながら

手仕事したり
畑仕事して
自給自足

楽しかった

機械化はとても便利
こういう手間暇と人の手の微妙な感覚の
限られた生産量をカバーしてきてくれた

でも、やっぱり人の手による
個性と温かみ、
好きだなあ・・・

たくさんはつくれないから
じぶん達の分と
周りに住む人たちの分がプラスαで
おすそわけして。

昨日、今日との体験の中
この手仕事、人仕事のよさと

それがどうして現代社会に変わってきたか
その過程を垣間見た気がします

あれだけ暑い中の草取りは
正直大変
除草剤もまきたくなるわ

生産量が追い付かなかったら
機械化もしたくなるわ

だけど、それと引き換えに
土に還らないものができたり
安く買えることで物を粗末にしちゃうところも
心の中に芽生えてないかな?

大量流通で
顔が、そのものができた過程が
だんだんみえなくなっちゃって

物はあふれてくるけど
大切ににされない

やれ、売ればいい、って
そうじゃないでしょ!!!

結果・作品にいたった
ストーリーを知ると
もっともっと丁寧に生きよう、という
気持ちでいっぱいになります

人の知恵は
循環の生態系をこわさず
でも自分たちも心地よく暮らすことに
もっともっとできるはずじゃないかなあ・・

いろんなことを感じ
問題点も突きつけられた2日間でした

なんだか考え事していたせいか(←言い訳!!)
自転車の鍵をどこかに落っことしました

ものを大事にしなくては(泣)
なんとかスペアキーで私の愛車は
まだ働いてくれそうです



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プロフィール
広子
長野在住リフレクソロジスト。
心と体の自然治癒力を引き出すリフレクソロジーを追究し、雑穀料理の魅力も同時に伝えています。
ひとりひとりの本来の力が発揮される自然体の暮らし方をしたいと思っています。
1981年長野市に生まれる。1999年筑波大学比較文化学類入学。ドイツ文学専攻。社交ダンスサークルをきっかけに体に興味を持ち、リフレクソロジストを志す。2002年在学中に、JREC認定リフレクソロジスト資格取得。
卒業後、東京勤務。リフレのほか、アロマ、マクロビオティック、食事療法などを学ぶ。2006年退社、2007年長野に戻る。ボディトリートメント、エステの店と、つぶつぶカフェ長野駅前店でバイト。2008年、体の内側からの根本的な健康のため、つぶつぶを本格的に取り組むことを決意。研修生を経てスタッフになり、つぶつぶクッキングを学び、実践。2011年4月つぶつぶ退社。地元長野にて、出張リフレクソロジーひろこ部屋を展開中。2011年12月結婚。