善光寺平の食ごよみ

広子

2014年04月01日 11:04

重ね煮教室でお世話になっている
古山さんのお誘いで、

3年がかりでまとめたという
『善光寺平の食ごよみ』の発表会に行ってきました。

ちびグマを預けてきた関係で
箱膳でお食事して(初めて体験☆)
発表の冒頭でタイムアウトでしたが・・

欲しかったのはこのこよみ!

私ももうすぐ長野に帰ってきて3年。

しりたかったのは、この長野という
ふるさとで
その地域に根ざした
自然の恵みと共にする生活。

結婚して家族と共に
畑や薪での生活をかじってみたりする中で
感じてきた四季折々の流れを
再確認したかったのです。

1冊にわかりやすくまとめられていますが、
その背景にある先輩方の知恵も想いも
奥深い。

長野の郷土食はシンプルだけど
手間暇がかかっています。

特に畑からやるとね。

食の満足感て、
どれだけその食ができるまでの「ずく」を
感じられるかにもよると思うのです。

体に良い食事って、
そのものの栄養価ももちろんだけど
もっともっと奥深く

それは人の生き方や優しさともつながっていて。

ああ、ご先祖様たちは
こうして強く生き抜いてきたんだなって
畑をやってみて理解し実感できることがたくさんあります。

町に住んでると、切り取られた一部しか
見えてない。

長野が長寿県なのは、
食もだけど農を含めた生き方もあるんじゃないかな・・・

そのおじいちゃん・おばあちゃんとの基盤が変わってしまった
私たち若い世代は、まだおじいちゃん・おばあちゃんが元気なうちに
いろいろ教わらなくちゃ!

身近な先生は、祖母たちや母たち。

この食ごよみをもらった日、さっそく
おばあちゃんにおやきの皮を伝授してもらいました!

今年はこの暦を意識して
1年過ごしてみたいと思います。

そして、畑の流れもね。

そろそろ種まきの季節!!

畑の草取りして種まく準備を始めなきゃ。

ああ、なんか自分の生きたい生き方、
見えてきた気がします。

でもそれには、体力と主婦力が
まだまだ足りません!!

がんばろう!!



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