薬膳講座 ~春の食養生~

広子

2013年02月21日 21:55

昨日は、なつめや美恵先生の薬膳講座でした。

テーマは、春の養生法。

2月18日前後は、二十四節気の「雨水(うすい)」という節気だそうです。
氷や雪が解けて水になり、雨になる、と言われているそう。

確かにここ最近は
暖かくなって春が来たかと思えば、
雪が降ったり・・と
とにかく天候が不安定!!

そんなときは、カラダもとっても疲れやすいそうですよ。

春は風も強くなり、乾燥してくるので
新鮮な野菜や果物で水分補給も大切!

たしかに最近サラダが美味しく感じますね~
気温は寒いのに、春は近づいてるんだなあ、なんて思ってました。

また、春は陽気が盛んになり、
新陳代謝が活発になる季節。

冬の間に蓄えたものを使い始めるので、解毒の季節と
よく言われますが、

カラダの中に潜伏していた病気も発生しやすくなるとも
言われているそうです。

冬の間に蓄えた気を上手にコントロールして
体の中にスムーズにめぐらせ、

自然がのびやかに芽を出し始めるように
私たちヒトも動きだしたいものですね!

陰がきわまる冬は、エネルギーを蓄えるとはいえ
それが過多になってしまうと春に影響が出てきます。

過剰に排泄しないといけないわけですからね~

今思うと、ちょうど今月月初の立春頃の
羊水過多騒ぎは、
おちびが上手に体をコントロールしてくれたように思います。

ありがとね!!

さて、そんな時に食べるとよいものは・・

体質にもよるのですが、

気の巡りを良くする適度な酸味や辛味、
しょうがやかんきつ類など、

血の巡りを良くする
黒糖や黒酢、黒豆、青魚など

また、肝が強くなりすぎてしまう時に
脾胃を助けてくれる甘味のものもよいそうです。
長芋、かぼちゃ、にんじん、豆類など。

そろそろ出てくるふきのとうなどの山菜や、
菜の花などの青菜も
肝の働きを助けて解毒をスムーズにしてくれます。

ごぼうも通経作用があり、
五臓に溜った毒を取り除いてくれるそうなので
春風で毒が体を巡ってしまう前に取り除いておくのに
よいそうです♪

そんな今の時期にぴったりの食材を使った
今月の薬膳弁当~



焼きねぎ三つ葉ごはん、大豆たっぷりの呉汁、
ごぼうたっぷりのおからハンバーグなどなど

今月も美味しいお弁当でした!

4月からは2クール目。

薬膳は奥が深く、来年もぜひ!との声が多く、

実践も交えた勉強になりつつ
初心者の方でもOKなように、

行きつ戻りつ・・な内容になりそうで
また楽しみです。

5月には、美恵先生おススメ食材である黒豆で、
味噌仕込をしよう、という計画が進んでいます♪

もしかしたら、希望者の方は
参加できるかも??

いろいろ楽しみなこといっぱいです^^








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