ごはん会メニュー決めのワケ
今月のおうちごはん会メニューは
アマランサスの海鮮風丼です。
前菜も、アマランサスとマッシュポテトのサラダを予定しています。
なぜアマランサス?
最近、私はできれば地元農家さんの雑穀を使いたいと思い、
今までの知り合いの有機農家さんを中心に
現在の在庫の確認をしています。
長野で手に入る雑穀は、
もちキビ
ヒエ
高キビ
アマランサス
もうすぐ今年の雑穀の収穫が始まりますが
それまでにまだ残っている雑穀で
余裕を持って収量が確保できるのは
アマランサスでした。
小川村で村おこしとして
アマランサス栽培が盛んなためです。
わたしはつぶつぶを通して
雑穀がどんなにおいしくて
からだによくて元気になって
現代の心と体が抱える問題を
吹き飛ばしてくれるかを
この4年間みっちりと体感してきたつもりです。
そして震災後特に
自分たちで自分たちの食べるものを
大地からいただく技、
農業の大切さを
少し焦りも交えつつ感じています。
東京のアスファルトジャングルで
震災を体感したからです。
自給自足にこだわるのは
身土不二
その土地その季節にとれる
作物が自分たちの心と体を癒し
エネルギーを与えてくれるから。
そして
震災後のエネルギー問題にもかかわりますが
石油がもしなくなったら?
車が動かなくなったら?
自分たちの歩ける範囲でしか生活できません。
昔、祖母が浅川から安茂里まで
農作物を担いで歩いて
売りに行ったという話を聴きました。
なんてこったー!!
昔の人ってなんてパワフルなの!?
正直、ひっくり返りました。
でも、その逆に
人にはそれだけのパワーがあるということです。
ただし、その勲章なのか
祖母はひざが痛いと言います。
農薬や除草剤を使いたくなる理由、
草取りを体験すればわかります。
自家用だけならともかく
他人様の食べる分まで創り出すのは
労力がとてもいる仕事です。
便利な世の中、
効率化の世の中になってきたのも
分かる気がします。
でも、それでいいのか?
私は震災の揺れと共に
自分に問いかけられているように感じます。
まだ、今なら
本当に崖っぷちに立たされる前に
農業のことも
心と体のことも
本来人はどう生活してきたのかも
学びなおし、心を入れ替えて生活することができるはずです
人は痛い目をみないと気づけないけれど
小さなサインのうちに気づくことだって可能なはずです
震災は、私にとって
大きな大きなサインでした
この学びを忘れちゃいけない
と自分に言い聞かせています。
長くまじめな話になりましたが、話を戻すと・・
そう!!ごはん会のメニュー♪
だから、地元産雑穀のひとつ
アマランサスをごはんに入れるだけじゃない使い方を知ってほしいと
思い、今回のメニューにしました。
実際、プチプチ感が独特なアマランサスは
おいしいけれど、普段のごはんに常用するには
若干クセがあるし、
今回のような使い方やたらこパスタのように使う、などの
方法が向いている気がします。
最初は、自分たちが食べたくて楽しみたくて
始めたおうちごはん会。
今はそれはもちろんはずさないとして
自分たちがどう生きるか?
子供たちに何を残していくのか?などの
勉強も含んでいます。
ごはんを食べるだけなら
1800円は高いかもしれないけれど、
私がこの10年近く考えてきた
人の幸せとは何か?
というテーマに結びつき
夢中で模索して実践して得てきた
大事な学びの共有の場でもあります。
意識のある皆さんと充実した時間になれば
幸いです。
このシェアを少しでも多くの方としたくて
参加枠を増やしています。
ぜひ、皆さん参加してくださいね!
すでにお申し込みの皆様、
熱い思いでお待ちしてますよー!!
・・なんちゃって、熱くまじめに書いちゃいましたが
あんまり気負わず気軽に来てくださいね♪
私はすぐ
固くなっちゃうほうなので
その辺のやわらかさもここ数年の
学びだったりするのです!
笑顔で皆さんとお会いできるのを楽しみにしていまーす♪
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