農村ウェディングを終えて②~サプライズ編~

広子

2012年06月08日 06:04

当日朝。
雨の予報もあり、心配しましたが、おかげさまでいい天気!!

車で農楽里ファームさんに向かいます。

こちらは、まもる先生が作ってくれた案内板。

ひろこ弟が描いた原画を、先生が手直しして作ってくれました。
さすが先生、よっちゃんがますます似てるー!!


こちらもまも先生作のウエルカムボード。


よしグマとひろケロカエル♪
(よっちゃんは私をベルツノガエルに似てると言う)

おじいさんとおばあさんは、お義母さんの紙粘土人形。
木の枠はお義父さん作。
雑穀や麦、麻を使ったアレンジメントは、お義母さんの生徒さんで
アレンジメントの先生、幸子さんが作ってくれました。

前日からスタッフの皆さんが泊まり込み(ほぼ徹夜)で準備してくださり、
農楽里ファームさんが披露宴会場に変身しています。

本当に皆さんの力に支えられて
ありがたい限りです。

私は、持参した手作り衣装を持って
奥の控え室へ・・・

・・って、あれ???

目の前に、白いウェディングドレス???
エコマコさんのだ。

わたし、衣装持ってるよね??

???????

「さて、なんで私がここにいるんでしょう?」と、
エコマコスタッフのO村さん。

あれーーーーーーーー!?

「実は、旦那さんとお義母さんからこっそり依頼があって
サプライズなんですよ!」

ひゃあ~
困る。びっくりした。

遠藤さん曰く「みんなみんな、グルでした」

知らぬは本人ばかりなり・・・

まさにその時まで
私はもんぺで出る気満々でいました。

農楽里ウェディングをやると決まったとき
皆で話をしていて
「じゃあ、衣装はもんぺにする?」などと言ったのが事の発端。

昨年末に、エコマコさんのパーティーに行って
もし着るならこういうコンセプトのドレスがいいなあ・・とは
思ったものの
お値段も相応にし、あきらめたのでした。

私の今までの生き方は
自分の勉強と健康と
リフレ独立時の資金にあるだけ投資してきてしまったので
最小限の蓄えしかなく・・・(30もすぎてお恥ずかしい話ですが)

また、よっちゃんには
「世界には食べられないでいのちを落とす子供たちが
たくさんいるのに、そういう人たちの前で贅沢できるの?」との
問いかけに

うん・・そうだよね・・と思い。

今回の式は、よっちゃんから
自分たちは十分幸せだから、そういう恵まれない子供たちに
寄付金を出したい、という提案もあり、

衣装は手作りで!ということに
なったのでした。

お義母さんがちょうど
白いかすりの反物を持っていて
それを使ったオリジナルにアレンジしたもんぺを作ったんですね。

(これも親戚の方がとっても器用で
作ってくださったのです!)

そうは言っても
かなりの期間、私は
さすがに結婚式にもんぺでいいのか?
というところから抜けられないでいました。

エコマコさんでなくても
もうちょっと結婚式らしいドレスを作るとか、

衣装をレンタルする、とかね。

自分の方は納得できても、
じゃあよっちゃんは何を着るんだ?とか

かなりあの手この手でよっちゃんを説得しようとし
すべて企んでいたよっちゃんは
「今度はそう来たか!」と
笑いをこらえるのに必死だったそうです(苦笑)

その葛藤の中には、見栄とか体裁とかもあったし
結婚式という場に参列者の方々に失礼でないか、という想いもあったし

「着るもの」の意味合いをずいぶんと考えさせられました。

でも、今の自分には
もんぺで出る意味もあるな、と思い納得していて
もうその気満々だったのですが。

どこで判断したのか
最初からそのつもりだったのか

よっちゃんはドレスをこっそりこっそり
用意していたんですね。

周りを皆巻き込んで。

全然、気が付かなかったー
私をだますのなんて簡単なのかもしれないけど(笑)

あ~もう困ったなあ
参っちゃうなあ

何が嬉しかったって
たぶんこれを買ってくれようとしたときに
エゴを削ぎ落してきた自分、というものを
認めてくれたってことかなあ、と。

よっちゃんはいつも私に課題を与えてくれるのだけど
何が大事なのか気づくまで
本当に温かく辛抱強く見守っていてくれます。

よっちゃんは人としての本質とか筋道をしっかりブレずに持っていて
わるいことに対してきっぱりはねのける強さもあって

彼と出会って
いろいろやりとりするようになってから
わたしはずいぶん心の中のエゴを削ぎ落す機会を与えてもらいました。

はにゃ~
よっちゃん、皆さん
ありがとう。

ホントにありえないよーと涙止まらず、
泣き上戸のワタシは
メイク中も泣いてはメイクさんを困らせたのでした・・

さて、ようやく写真をアップの仕方が分かったので
次回をお楽しみに!(続く)


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